ホーチミン生活2,037日目
ホーチミン日本人学校、本日修了式でした。
旦那サマと私は離任式から出席し、息子の日本人学校での最後の姿を見てきました。ちなみに、娘はナニーさんとお留守番私は去年の離任式も参加致しましたが、全校生徒が離任される先生方に向けて歌う曲『大切なもの』これがですねぇ、泣かせる歌なんですよ!去年もジーンと胸が熱くなりましたが、今回は思い入れが違います。今日で息子は最後。
予想通り、私は大号泣しました。退場する息子を見たら、ハンカチで目を押さえていました(泣)息子は修了式当日の朝まで私に対して『ホーチミンを離れるのは嫌だ』と訴えていました。ほんとに離れるの嫌なんでしょうね
先日の音楽の授業中に、息子のクラスで帰任する子達を前に残りのクラスメイトのみんなが歌を歌ってくれたそうです。そのことは息子からも聞いていたのですが、その時に息子は大泣きし、みんな彼のその泣き方にビックリしながらも『大丈夫だよ』と励ましてくれたそうで…クラスメイトのママ友さんから聞きました(笑)息子からは音楽の授業中のこと聞いていたのですが「僕ちょっと泣いちゃったの」と言ってたので、まさかそんな大泣きしているとはつゆ知らず…。もーねぇ、考えさせられましたね。社命とはいえ親の都合でこんなことになってますからね(爆)ごめんね…単身赴任を覚悟して一ヶ所にずっと留まるのがいいのか、家族で転々として色々な刺激を受けるのがいいのか…各家庭の事情もあるしどっちがいいなんてことはないのですが、子供にとって環境が数年のうちにどんどん変わってってしまうのは心のどこかで負担が多かれ少なかれあるはず。仕方ないのよ、なんて言葉は言い訳にもならないな、と。子供は子供の事情も絶対ありますからね…親が転勤族で色々転々としたけど、いい経験だったと言えるのはもっとあとになってからのこと。しかも全員がそれがいい経験だなんて思ってないだろうし。親の勝手な言い分なのは百も承知ですが、どうか息子も新天地でホーチミン生活以上に楽しめることができますようにと祈るばかりです。もちろん親の私達も全力でフォローするつもりです。
離任式で歌を聞きながら、入学式からのことを色々振り返りました。素晴らしい先生方とお友達に恵まれ本当に毎日楽しく登校することができ、息子は大きく成長することができました。ホーチミン日本人学校に通えたこと、本当に嬉しく思います。
ホーチミンが僕の故郷です!
と、息子が言っているのを担任の先生からお聞きしました。そうか…そんな気持ちでいるんだ。ママもホーチミンが第二の故郷だと思ってるよ
離任式の後は、教室に戻り最後の学活。帰任する子達に向けて『魔法の扉』をみんなが歌ってくれまして、担任の先生も涙を流しておられました。もちろん私も泣きました日本人学校にいる生徒は日本国内、海外の至るところに転校していきます。ホーチミンで出会えたことに感謝して、またいつかどこかで会える日が来るのを今から楽しみにしています。
あー、もう通えないんだと思うと切ない!ホーチミン日本人学校、本当にいい学校ですよ。
さ!明日は航空便。テンパりまくってます(泣)