こんばんは。
このブログはタンソンニャット空港で書いています。少し前にチェックインを済ませ、今は搭乗待ちです。
今日の午前中まではかなり多忙で、ただひたすら片付けとパッキングを終えることだけに専念し、夕方以降は心身ともにゆっくりする時間を得ることができました。
物がほぼなくなった部屋を見て、あぁいよいよホーチミンを離れるんだなと実感しました。ほんと今更ながらですよ(笑)今日はメイドのタムさんと娘のナニーのガーさんが『あなた達が空港に向かうまでずっとそばにいます』と言ってくれ、最後の最後まで2人の力を借りて旅立つことができました。最後の夕食はデリバリーをして皆で食卓を囲みました。長年の付き合いなのに今まで一緒に食事をすることはなかった私達。改めて彼女達と向き合い話をしていたら、涙が止まらなくなりました。家族同然のように一緒にいて、助けてもらって…雇用契約していたけど私達は『家族』だったんだ…と。
タムさんから「私は色々なファミリーと出会ってきたけどあなた達家族がとっても好きだった。本当に好きだった」と言われ、さすがにこの時はホーチミンにもっといたかった!と思った(笑)
いよいよ出発の時。大きな荷物を運びながらもう涙がとめどなく溢れ、2人とハグをし、再会を約束して別れました。最後の最後まで私達家族を気遣ってくれ、何と私達が部屋を出た後の最後の掃除まで…。タムさんいはく、私達が借りていた部屋のオーナーから頼まれたらしい、しかもオーナーからはペイなしだと!!!!そ、それはあかんやろ!ってことで私達がチップを支払ってきました。
オーナー、仕事頼んだらペイしてあげようよ…(笑)
空港に向かう車の中で大号泣し、空港到着。何とお友達ファミリーが見送りに来てくれていました(泣)
この記事を書いてるだけで泣けてきます。
この日は本帰国される日本人学校の先生方が空港にいらっしゃって終始賑やか。息子の担任の先生にもお会いすることができました。
今、強く思うこと。
ホーチミンで親子共々かけがえのないご縁を頂き、たくさんの思い出を皆さんと共有でき、感謝の言葉しかありません。
また改めて色々書きたいと思いますが、この6年間で本当にたくさんのことを学び経験させて頂きました。ベトナムの好きなところ、正直嫌いだったり恐ろしいと思うこともありましたがそれをひっくるめてこの言葉で閉じたいと思います。
I love Saigon.
この記事をもって、ホーチミンからの投稿は最後になります。
では、日本で!!