ホーチミン生活774日目
今日は朝からベトナム語のレッスンだったのですが開始時間直前に先生から電話が入り、
『日本語を勉強している生徒にレッスン風景を見せてやりたいので連れて行っていいですか?』
と。拒む理由は何もないので来て頂くことに。
やって来たのはベトナム人の学生の女の子2人。それぞれ学校は違えど日本語を一生懸命勉強している
そうです。二人とも物凄い緊張しておりました(笑)それを見た私も何だか緊張(笑)
せっかく日本語を勉強しているのになかなか日本人と会うチャンスがなく、これから先生として日本人にベト
ナム語を教えたいと思っているのでいわば教育実習をさせてやりたいという先生のご希望でした。
先生から、レッスン初日と仮定して進めたいと。私も復習できるので快諾(*^▽^*)
レッスンが進む中、先生は彼女達に時折教え方についてコメントしていらっしゃいました。
その言葉をノートに書き込み、とても真剣な表情でした。そんな彼女達の姿を見て何だか感動してしまいま
したよ・・・私。こうやって若い外国人の子が日本語に興味を持ち、真剣に勉強しているのを見ると本当に
嬉しく思います。彼女達は自分達で考え作った教材を持っていて、見せてもらったのですがどれも日常生活
に必要な言葉ばかりでの教材でとてもよかったです。おばちゃん、嬉しくておせんべいとクッキーまで出しちゃ
ったよ(笑)
先生が最後に「ひろみさんに対して日本語で自己紹介をして下さい」と課題を出されていました。
ってことは私はベトナム語で自己紹介せなあかんっちゅーこと?!一瞬焦る(爆)アワワワワ。(;°皿°)
聞くひろみさん(私)緊張(^^;)とっても上手な日本語で二人が自己紹介をしてくれたのですが、最初に自己
紹介をしてくれた子が出身地を言ったところで訂正が入りました。「ファンティエットから来ました」とその子は
私に言いました。別に何の違和感もなかったのですが・・・先生、
「ひろみさんは年上だから『ファンティエットから参りました』と言いなさい」と!!!!!!!
・・・・(^^;)
そりゃ確かに「参りました」が丁寧でいいと思いますが敬語って日本人でも難しい部分があると思うので
外国人なんて訳分からないだろうなぁ。日本語ペラペラの先生でさえ難しくて分からなくなると言ってま
す。ってか日本人だって敬語や言葉遣い間違ったりしてるのに(><)
私的にはあまり気にならないし大目に見てあげてもいいと思うのですがそういう訳にはいかないんでしょ
うね。
先生はレッスンの進め方以外に日本の文化や環境の違いなども詳しく説明されており、部屋に入るときに
は必ず靴を揃える、採点をする時の○のつけ方にまで日本人がどう好むかなども指導されていて、先生に
感心させられました。「自分の生徒に対しては語学以外のこと、ベトナムの文化や習慣、日常生活でのこと
までフォローできるようにしておきなさい」と彼女達におっしゃっていました。
確かに、私は先生に語学以外のベトナムのことに関して色んな質問をしたり、困ったときに助けてもらったり
していますが改めて考えると本当にありがたく頼れる存在。そうありなさいということを彼女達にも伝えていた
と思います・・・。
将来の夢を聞いたら恥ずかしそうに語ってくれた二人。心の底から応援してあげたいと思いました。
頑張って欲しいです!!
私もベトナム語頑張らなければ(°д°;)
読んで下さり、Xin cam on!
Hen gap lai.♪(*^ ・^)ノ⌒☆