こんにちは、ひろです。
夫が亡くなり様々な手続きを進める中、
合間を見て夫の主治医の先生のところへ
ご挨拶に行ってきました。
延命の薬を切り、子供達と夫を
看取る予定をしていましたが
夫はその日を迎えることなく自分で
決めて旅立ちました。
夫が亡くなった日、主治医の先生は
不在だったのでご挨拶できず退院。
主治医の先生、ICU、救急病棟のスタッフの
皆様には本当に本当にお世話になったので
このままでは気が済むわけがなく。
先生にアポを取りました。
病院に行く道中、息子が
『病院行くのに何度も何度もこの道通ったね』
『夜中も車飛ばして病院行ったね』
『最初の頃は絶対に治ると信じてたのにな』
と言ってました。ほんまそう。
何度も何度も通った病院、ICU病棟の入口。
ここに来るのも今日で最後かと思うと
胸が熱くなりました。
子供達、義兄も一緒に行ってくれました。
主治医の先生、そして夫が搬送された時に
病状を説明しオペをして下さった先生に
再会することができました。
先生からは
ご主人様本当に家族から愛されてるんだなと
思いましたし、ご家族の方も本当に頑張られ
ましたね、と。
そうなんですよ、ほんと愛してたんですよ!
と思わず言ってしまいました。
ちなみに夫を愛しているのは今も
変わらずだし、それは私が
死ぬまで変わらないんですけどね…
↑これは心の中で言いました(笑)
今もそれは変わっていません。
そして最後の最後に言われた言葉。
くも膜下出血は遺伝がかなり関係
しています。
奥さん、お子さん達が20代半ばになったら
必ず脳ドックを受けるようにして下さい。
定期的にチェックして下さい。
お父さんが発症しているので血縁のある
お子さん達の発症の可能性は他の人より
高いですから。
…絶対に受けさせます。
結婚して家族を持って…もし自分がお父さんと
同じ病気になって自分と同じ悲しみや辛さを
家族にさせるのは嫌やろ?絶対に受けようね。
娘はまだよく分かってませんが、息子は
『絶対に受ける』と言ってました。
言い尽くせないほどのことを夫にも
私達家族にもして下さったスタッフの皆様。
常にベストを尽くして下さいました。
私の心のケアをしてくださったり
夫との思い出作りを色々ご提案してくださったり
娘のためにパパの闘病日記をつけてくださり…
私は受けた御恩を心に刻み込みました。
一生忘れないです。
本当に本当にありがとうございました。
夫は亡くなったけれど
あの病院に搬送されて本当に良かったです。