こんにちは、ひろです。
ほぼ脳死と宣告された夫、
まさかの自発呼吸を始め脳死じゃなくなる。
どんな展開よ…。
大脳と脳幹はもう完全ではないので
ここからの再起は絶望的。
何せ救命できないとまで言われたので。
その状態で自発呼吸できるってどんな
状態なのだろうか。
ネットで色々調べてみるも答えは
見つかりませんでした。
またいつ脳死状態に陥るか分からない。
その時のために知識だけは得ておかないと。
そして数日後。
臓器移植のコーディネーターさんとの
面会が実現しました。
臓器提供ネットワークから2名。
私、義兄の4人での面会。
誰の目にも重たい議題なので
双方に笑顔はないです。
このような機会を頂き
ありがとうございます。
と仰って下さったのが印象的でした。
詳しい内容は書きませんが
臓器提供は私がイメージしていたものより
課題が山積みでした。
家族のメンタルがどこまで耐えられるか
葛藤
迷い
重圧
様々な感情が次から次に溢れて
きます。
面会の途中から胃がキリキリ
痛み始めました。
おかしい。絶対におかしい。
ヤバいかも。
そんなことを思っていたら面会は
終了。
すぐに結論が出るわけもなくいったん
持ち帰って最終どうするかを決断する
ことになりました。
その後、少しだけ夫に会えるという
ことだったので会いました。
夫のベッドサイドに立った途端
天井が回り始め血の気が引いてきました。
そして胃に激痛。
あ、これ絶対にヤバいやつ。
その場で倒れそうになるものの
こんなところで倒れたら夫にも
医療スタッフの方にも迷惑になる…
と思った私はお手洗いへ。
お手洗いに向かう途中で倒れそうに
なるものの耐える。
今振り返れば倒れておけばよかったのかも
(笑)
で、結局どうなったかと言うと
お手洗いを出て夫のベッドサイドに
戻った瞬間に撃沈。
車椅子で別室に運ばれました(泣)
看護師さん2人が脈や血圧をチェック、
軽い問診もして下さいました。
奥さん、もう体が限界にきています。
脈も微弱です。
食べれてますか?寝れてますか?
食べることも寝ることもできず過ごした
一週間ちょっと。
そこで限界を迎えた私の体。
そっか、限界か…
そんなことをぼんやり考えました。
夫が倒れてから固形物は飲み込むことが
できなくなり、眠れなくなりました。
水分は摂れていたけど栄養面は全く。
とにかく食べれるものを少しずつ食べて
下さい!と看護師さんに言われました。
子供達のためにもしっかりしなくては。
とりあえず食べれるものを頑張って
食べようと誓いました。