こんにちは、ひろです。
ある日のお仕事コーデ。
毎日撮って客観的に自分を見てます。
今日は夫にまつわる私のネタ的なお話。
夫がくも膜下出血で倒れ、非常に厳しい
状態に陥りました。
【前交通動脈瘤破裂】
考えられる後遺症がたくさんありました。
聞けば聞くほど絶望しかないのですが
その中で私が強く反応したのが
記憶障害
夫が意識を取り戻したとしても
今までの記憶が消えている可能性もあり
身内のことも分からないかもしれない。
それを聞いて真っ先に思ったこと。
私のことも分からなくなる？
あかんやん。
もしそうなったとしたら…
もう一回私を好きになってもらわなきゃ。
恋に落ちてもらわなきゃ困る。
私、ちゃんとしておかないと！
すごい発想ですけどね（笑）
でもほんとにそう思いました。
実際、私はあることを実行しました。
何をしたかと言うと
毎日欠かさずメイクをし、服装にも
気を遣って過ごしました。
病院からいつ呼び出しがあってもいいように…
意識が戻り自分の目の前に現れた女が
ボロ雑巾のようにヨレヨレ。
どうやらこの人が僕の妻らしい。
『何やこのオバハン』
となったらアウト。
この人誰だろう？
でも…いい感じの人やな。
って思ってもらわないと。←執念w
結局、夫は意識も戻らず逝ってしまったし
私が病院から呼び出されたのは夜中
だったので、スッピンでした（笑）
でも…
毎日メイクして良かったと思います。
それで自分を保てた部分もあったので。
夫のためにメイクをした日々でした。
いくつになっても身なりを整えることを
意識できる女性であってほしい。
スッピンもいいけどやっぱり外に
出る時はきれいでいて欲しいな。
と常に言っていました。
だから夫の思いに応える！
こんな時でも。こんな時だからこそ。
そんな思いもありました。
落ちようと思ったらいくらでも落ちる
ことができます。
それを許してしまったら更にやばいです。
夫が倒れ、7キロ痩せました。
やつれました。悪い意味でゲッソリ。
不健康な痩せ方でした。
ただでさえそんな見た目だったので
メイクもしてない、服装もどうでもいいと
なったらほんまホラー。
そんな私の姿を見てもらう機会は
なかったけど
メイクなんてする気力がない状況下でも
奮い立たせやっておいてよかった。
だって、それが今に繋がってもいるから。
見守ってくれている夫に愛想を尽かされ
ないように
子供達のために
そして何より
旦那さんが亡くなってから
ひろさん老けて疲れ切った姿になったね。
って言われないように！笑