こんにちは、ひろです。
↑この記事から夫が倒れた日のことを
遡ることができます。
あと2,3日で亡くなると言われてしまった夫。
気持ちが追いつきませんが義兄の言う通り
然るべき時に備えて動いておかなくては
なりません。
病院へ駆けつけたのが午前4時過ぎ。
自宅に帰宅したのが午前8時半頃。
帰った時には全員ぐったりです。
子供達は学校行けないというので
(当たり前です)
お休みしました。
ぐったりながらもやるべきことは
しなくてはいけません。
夫が亡くなると知って私がやっとこと。
*銀行回り
*訃報を知らせる方々、連絡方法の確認
*医療保険の確認
*親族への連絡は誰にしてもらうか?の検討
*お部屋の片付け
*子供達の喪服の準備
*遺影の選定
*棺に納める品を検討
ざっと書き出しましたが、私の場合は
事前に分かっていたので余裕を持って
動けました。(心の余裕ゼロですけどね)
急逝となるとちょっと事情が変わってくる
のでご参考程度にお読みください。
まずは銀行回り。
息子は精神的にもショックが大きく
眠気もあるので家にいると。
娘だけを連れて銀行へ向かいました。
今、振り返ってみるとこの時しんどくても
無理矢理だったとしても銀行回りをしておいて
本当に良かったと思います。
だって
お金、いります!笑
大事なことなのでもう一度言います。
ある程度の現金は手元に必要です。
キャッシュレス時代とはいえやっぱり
手元に置いとくべきです。
特にこんな時は。
我が家のメインバンクへ行き
定期預金を解約し即座におろしました。
定期の使い道を色々聞かれましたが
夫が死にそうなので。
なんて言えるわけがなく。
そして他銀行のATMも数台回りました。
そんなことをしていたらあっという間に
お昼過ぎに。
ちなみに
銀行口座はこちらから連絡しない限り
凍結はされません。
だから口座からお金は下ろせるのですが
死亡日以降にお金を下ろすと相続の時に
ややこしくなるそうなので
それは気を付けたほうがいいかなと…
この辺りから私の記憶が曖昧です。
銀行に行ったことは覚えているけど
私ってご飯食べたのかな?子供達の
ご飯って用意してあげたのかな?
全く浮かんでこない。
この日の午後は別件で再度病院へ。
私が【心のケア】を受けるためです。
このことは次回書きます。
病院から帰宅後は再び夫の死に備えました。
上に書いた通りにやっていきました。
夫の携帯からお友達や知人を探り
リストアップしていきます。
この作業が辛かった。
夫が仲良くしていたお友達に何て言おう。
…私、耐えられるのかな。
こんなことばっかり考えていました。
こうして文章では淡々と書いていますが
当時は壮絶極まりなく、今思い出しても
切ないです。
死に向かって準備をする。
本当に辛いです。
まだチャンスは残っていないのかな。
そんな期待も沸きますがすぐに消えました。
現実を受け止めなくては。