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Channel: 最愛の夫は天国在住。 45歳で未亡人&ひとり親になった私と子供達のリアルライフ
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臓器提供の打診

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こんにちは、ひろです。


ブログタイトルの変更とともに

ブログテーマも整理しています。


夫に関する過去の記事は一覧から

読めます(^^)

手形を取り、家族4人で過ごす

最後の時なのだと感じたこの日。


夫が倒れて以降、まともに寝てない

状態でしたが更に寝づらくなり…


次の日になりました。


午前中に病院から電話。


携帯電話が鳴るたびに自分の顔が

青ざめ引きつるのが分かります。


いよいよ危ないのかな…


そう思いながら電話を取りました。


主治医の先生が


ご主人の体調は今は落ち着いてますよ。


と。


あぁ、よかった!!


一気に安堵します。


そして…思いもよらない言葉が。


奥さん、ご主人は臓器提供の

意思表示をされていますか?


え、は???


臓器提供ですか…?


この時の私の心情は言い表せません。


免許証や保険証の裏面に意思を表示できる

欄があるんですが、どうでしょうか?

何か書いておられますか?


とりあえず聞かれたことは答えなきゃ。


何も書いてないです。


そうですか…


この会話の後、私は思いがけないことを

口にしていました。


でも夫は臓器提供に対して否定的では

なかったと思います。


この言葉に嘘はありません。


実は夫が倒れる少し前に臓器提供の話題が

団欒中に出たことがあって、その場では

夫は否定的ではなかったんです。


この本を私が読んだのがきっかけで

話題にあがりました。

東野圭吾さんのこの小説

臓器提供がテーマなのです。

深く考えさせられる内容でした。


私の言葉を聞いた主治医の先生は

驚きつつもしっかりした言葉で


では奥さん、臓器提供について前向きに

ご検討されてみますか?


と。


夫は亡くなるんですよね。


それなら日本のどこかでドナーを

待っている患者さんに夫の臓器が

役に立つのなら


夫の臓器が命を繋いでくれるのなら。


夫は亡くなるけれど夫の一部が

どなたかの中で生き続けるのであれば

残された私達家族の希望にもなります。


お願いできますか?


こうして臓器提供に向けて動くことに

なりました。


最愛の人が倒れ


急変し脳死状態に陥り


臓器提供の打診。


この間、一週間あまり。


ジェットコースターのような展開。


思考がついていきませんが

食らいついていかなくては。


もう走り出しているのだから。


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