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Channel: 最愛の夫は天国在住。 45歳で未亡人&ひとり親になった私と子供達のリアルライフ
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私が一生背負うもの

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こんにちは、ひろです。


今日は盆の入り。


我が家は朝から来客モードでした。


朝は夫の高校時代のお友達ファミリーが

関東からお参りに来て下さり


お昼からは夫と私も一緒に働いた

会社の先輩方がお参りに…


夫が亡くなって悲しいし寂しいけれど

今日みたいにみんなで夫を偲べることは

私にとって貴重で尊い時間です。

夫の延命をやめる決断をし

日程も決め、あとはその日を待つのみ。


主治医の先生、ICUの看護師さんとの

話し合いが終わった後に夫に面会

することができました。


いつもは家族のみですが今回は

主治医の先生も一緒。


週明けに薬を切ることが決まり

先生も私達が心配になったのかな…


すごく気にかけて下さっているのが

よく分かりました。


みんながベッドサイドに集まっても

ひたすら寝ている夫。


私はどうしても夫に言いたかったことが

あり、耳元で話しかけます。


ごめんね。


最初にかけた言葉です。


あなたの意見も聞かずに私が

あなたの命の期限を決めてしまって

ごめん。本当にごめん。


先生も義兄も黙って聞いていました。


ほんとごめんね…


もうこれしか言うこと浮かばなかった。


そして


夫の命の期限を決めたことに対して


本当にこれで良かったのか。


ひょっとしたら目を開けるかもしれない

のにこんなことしてしまっていいのか。


何より夫の意見も聞かず…


聞けないのは百も承知なのですが

でも考えてしまいます。


きっと私はこの決断を

本当にこれで良かったのか?

と、死ぬまで考え、時に悔やみ

一生背負って生きていくんだろうな。


そう思いながら夫の顔や頭を

撫でながら感じていました。

次に夫に会う時は


【その時】


です。


それまでにやりたいこと、やるべきことは

たくさんあります。


最後の週末をどう過ごそうか?


そんなことを思いながら帰宅しました。



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