こんにちは、ひろです。
いざという時のためにお互いの携帯が
開けられるようにしておくのがベストと
書きましたが、なかなか難しいのが現実
なのかな?と…。
大人の事情も色々あるし。
私達夫婦のように【夫婦の有事】に備えて
おくのもいいと思います。
普段は知らなくていいけど有事の時は
外に頼らなくても知れるシステム。
さぁ…訃報連絡がひと通り済みました。
次はいよいよ
葬儀の打ち合わせ。
これがまた…訃報連絡を上回る大変さ。
でもこれを乗り切らないと始まりません!
葬儀社のスタッフさんが単身訪問。
迎え撃つ?私達は3人。
お兄さん、義母、私です。
名付けて、チームひろさん←w
このメンバーで夫の葬儀を作り上げるべく
打ち合わせスタート。
決めることはざっとこんな感じです。
◉通夜、告別式の日時
◉葬儀の規模
◉葬儀会場を装飾する祭壇、お花など
◉夫にまつわるもの(棺や骨壷、花束などなど)
◉親族にふるまう食事
項目だけ見たら楽勝じゃん?って思いますよね。
いや、全然楽勝じゃなくて私達の打ち合わせは
3時間強かかりました。
葬儀がパッケージとかになってて
予め決められているものなら
ここまで大変じゃないと思いますが
我が家の場合は一から決めていくスタイル。
何にそんな時間がかかるかと言われると
分かりませんが
決めることが多すぎる。
そして
ランクがあるから即決できない。
ぶっちゃけますが
ランク、すなわちお金です。
何を決めるにしてもお金が絡みまくり。
松竹梅、あるんですわ!w
(古風な言い方 笑)
例えば、棺。
最高ランクは100万円台、一番下は数万円。
決めることめっちゃ多いのに
ありとあらゆるものがこの調子なので
ちゃっちゃと決めれない。
葬儀なんて未知の世界。
まぁだいたいこんなもんでしょ?
が、分からないし、その感覚は各家庭で
全く違う。
葬:棺はこの中からお選び下さい。
(私、パンフレットをパラパラめくる)
私:どうしましょ…どれがいいんやろ…
兄&母:…どれがええんやろ。
(みんな黙り込む)
こんな調子です。
スムーズに進むわけないわ!!笑
そしてちょいちょい葬儀社のスタッフさんが
アドバイスや時に営業をかけてくる(笑)
その営業を鵜呑みにしてたらド派手な
葬儀になるの間違いなし。
こちらにも予算ってもんが
あるんですわ!笑
夫のためにチームひろさん頑張りますが
葬儀社のスタッフさんも負けてません。
全部高いものを選んだらいいってもんじゃ
ないんですよ(笑)
選ぶもの決めること膨大すぎて感覚が
麻痺してくるし疲れてくるので最後のほうは
早く打ち合わせ終わらせたい思いで
適当に決めそうになる決断が鈍ったりもしました。
そんな時は寝てる夫の姿を見て気持ちを
奮い立たせました。
私が全部引き受けたんだから。
すったもんだありながら何とか打ち合わせも
終わり、あとは決定通りに葬儀社が会場を
セッティングし、夫のものを準備して
くれるだけに。
ちなみに、葬儀の予算ですが
私は自分の中である程度金額決めていました。
ネットや資料などを見て決めたわけじゃなく
何となーく頭に浮かんだ金額があったんです。
◯円〜◯円くらいかなぁ。
という感じで幅を持たせました。
葬儀社のスタッフさんには予算のことは
前もって伝えませんでしたが
打ち合わせと並行して見積書を製作
していらっしゃるので
『今の時点でどれくらいいきましたか?』
って2回ほど金額聞きました。
嫌がらずに計算して教えて下さいましたよ。
それが功を奏したのかどうか分かりませんが
少し予算をオーバーしたものの納得いく
ところに着地しました。
頭に浮かんだ金額にかなり近かった。
これほんと不思議だったので
ひょっとしたら夫からのメッセージだったかも。
『僕の葬儀、この金額くらいでお願いね』
的な(笑)?
金額面もサービス面も文句なしでした。
葬儀スタッフの皆様にご尽力頂き本当に
感謝しかないです。
参考までに
夫は現役で弔問客も多くなることが
予想されたので一般葬でした。
コロナ禍の一般葬になるので
弔問客は通夜のみのお参りで
お願いすることに。
密を避けるため、通夜を二部制に。
第一部は親族のみの通夜。
お寺様がいらして読経して頂く
いわゆる一般的なお通夜。
第二部で一般弔問の皆様をお迎え。
受付→焼香→夫の遺体に対面→
出口付近に立つ私と義兄が挨拶→出口へ
この流れでしたら密にならないということ
でした。
一般弔問の時間はかなり余裕を持って
設定していましたが、私の予想をはるかに
越える弔問客の数で設定時間越えました。
が、それは葬儀社側は想定内とのこと。
来られたお客様を時間越えてるからと
追い返すことはありませんので…
と仰って下さいました。
ここに書ききれないほど葬儀に
まつわる話があります。
夫のことがあって色んな経験をしたし
今後もしていくと思います。
本を出版できたらなぁ。
どこかで連載したいなぁ。
取材を受けてみたいなぁ。
と図々しくも願っています。
伝えたいことや情報がたくさんあるから。
つづく。