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Channel: 最愛の夫は天国在住。 45歳で未亡人&ひとり親になった私と子供達のリアルライフ
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夫の最期から怒涛の葬儀までのこと⑨【通夜の前の気合い】

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こんにちは、ひろです。


通夜当日。


前の晩は寝たのか寝てないのか

よく分からぬまま朝になりました。


でも疲労感はありません。


変にアドレナリン出てるんやろな

って感じました。


さぁ、のんびりはしていられません。


名古屋から私の両親が来るし

子供達を起こして準備させないと。


おはよう。ゆっくり眠れた?

少しは闘病の疲れ取れたかな?


夫に声をかけてみる。


や、ゆっくり眠れたも何も…(笑)


亡くなってます。

身支度を整え終わった頃に

名古屋の両親が自宅に到着しました。


布団に横たわる娘の旦那。


2人ともどんな気持ちだったんだろう。


父は何も言わず、涙を堪えながら

ただ夫を見ていました。


母は夫にたくさん声をかけてくれました。


お疲れ様。

会いたかったよ、ずっと。

やっと会えたね。


娘的には…心が苦しかった。


とにかく何かあれば何でも言いなさい。

私達を頼って。


何度も両親が私にそう言ってくれました。


そして、午前9時になりました。


葬儀社のスタッフさんが夫を迎えに

来てくれました。


これから夫は大阪市内某所にお出掛けです。


あることをするためにお出掛けするのです。


この件は私がめちゃくちゃ書きたかった

案件。次の記事で書きます。


車に乗せられお出掛けする夫を

マンションのエントランスで

母とお見送りし、部屋に戻りました。


私と子供達は午後3時には葬儀会館に

入らなくてはなりません。


夫もお出掛け終えて会館入りするのが

午後3時頃。


それまでに一泊する準備を整えます。

家の中も整えておきます。


次に夫が自宅に戻る時は…お骨になって

いるのか…


そう考えると辛いし悲しいけれど


でも


これからはずっと私達のそばにいる。


たとえ骨であっても、です。


そう思うと嬉しくなったりもしました。


時間はあっという間に過ぎて

いよいよ会場に向かいます。


自分に気合いが入っているのが

よく分かります。


喪主は、私。


『喪主はめちゃくちゃ大変だよ』


って話をすごく聞くし、私の父が喪主を

務めた際、間近で見てて大変そうだなぁって

思ったので私もきっと大変になるだろうなと。

(予想通りほんま大変でした)


夫の葬儀、夫に会いに来てくださる皆様に

失礼のないよう、夫に安心してもらえるよう

頑張らなくちゃ。


倒れるなんてことできない。



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